【簿記2級】合格体験記
CBT試験(商工会議所等で行われるPCの試験)を受けてきました。
結果、無事に合格でした!
元々、理系出身で簿記に馴染みがない中で2級合格はうれしかったですね。
どうやったかを備忘録として残します。
大事な事はたった3つ
- 過去問を眺める。
- テキストの目次を覚える。
- 過去問を解く。
なぜ、過去問を眺めるが大事なのか?
多くの人は何か資格を取得しようとする時にモチベーションが続かない、勉強時間を継続できないと感じます。私もそのような1人です。
なぜか勉強を始めるとテキストを読破に必死になります。
みんな簿記に詳しくなることでも1級を見据えた学習が目的ではないはずなのに。
今回、私の場合は転職のためどうしても簿記2級が必須条件でしたので目的がはっきりしていました。
資格取得のためにテキスト読み込みが最初になり、いつも無駄に時間がかかっていた反省しました。
今回の経験で効率的な学習方法と使える学習は同じだったと断言できます。
本題ですが、まずは過去問を眺める。ことが超大事。
はじめは問題分が理解できず、何をすればよいか悩みました。
無知の状態で過去問を見ても何を聞かれているか理解ができないと思います。
正直、楽しくない。
しかし、ここが資格試験の最大のポイント!!
この最初の学習ポイントを見つける作業をするかしないかで学習スピードが大きく変わってきます。
私はこの初期段階で設問ごとに下記の印象を持ちました。
・第1問はコスパがよい設問だなっと思いました。また、日本語の微妙な取り違いに注意しないといけない事も発見しました。そこで問題文に与えられている条件と誤った回答をまとめた方がよいと学習方針ができました。
・第2問は問題が解答会でバラバラだったので、短時間で合格するには絞れないと思い、汎用性のある問題に絞り、直感的にわかりにくい問題は脇に置いておくことにしようと決めました。(出ない問題を覚える時間を捨てる覚悟を持ちました)
・第3問はB/SかP/Lのどっちかしか聞かれない、仕分けでもきっちりするより回答に影響する勘定科目のみを選別できて計算できることが大事と感じました。また、問題文前半は文章が長いため理解しにくいので、後半部分の番号でいうと4~9位の設問を確実に回答させて点数を稼ごうと思いました。
・第4問の仕分けは第1問と同じ感覚でした。
・第4問の小問、第5問は完全にパターンなのでテキストよりも典型的な問題を覚えることで対応できそうと感じました。テキストはひっかけ問題を作りやすい条件をメインに学習していこうと思いました。
この初期段階で8時間くらい時間消費しています。
ここで焦らない事が大事。
ちょっと長くなったので、大事なポイント2、3は別記事で備忘録に残します。
過去問を眺める時に使ったのは以下の書籍です。
- メリット
安い、9回分あり傾向把握に便利
CBT試験対応が5回分あり(初期の段階では見てませんでした)
- デメリット
解説が丁寧
補足)丁寧なのがなぜデメリットか?初期の段階ではそこまで解説読む必要がなく、丁寧だから読んでしまいそうになる方は注意。読んでもわからない、初見では問題をどうやって解くかを見極めることが大事なのであえてデメリットにあげました。
簿記2級の資格試験で悩まれてる方は真面目すぎるかもしれません。
まずは敵(試験内容)を知ることが大事。
時間ロスになるのでは、回答みるのが好きではない、自分の力で問題を解きながら学習したい。そんな思いもあるかもしれません。
みなさんの目的は簿記2級の合格ですよね。
であるならば、
過去問を眺めるをまずはやってみてほしいです。
自分なりの勝ち筋を立てることが大事です。
周りの人と自分は違います、簿記に投入できる時間もお金も違います。
自分が投入できる時間で最大の成果をあげる勝ち筋を自分なりに過去問を眺めて一度たててみませんか。
残念ながら点数が伸び悩んでる方もテキストや問題の暗記はやめ、自分が合格するための勝ち筋を立てるため過去問を眺めて、対策をメモしましょう。
全部はできない、何をすてるか決めて合格を勝ち取りましょう。
今回は資格試験攻略のポイントをまとめてみました。
以上です。
私はこの方法で簿記1級にチャレンジしていきます。